灼熱のトルファンも十分楽しんだので、次の都市ウルムチに移動します。ウルムチは漢族の比率が75%もあり、観光地もしてないので 余談をいっぱい書いていこうと思います。
ちなみに新疆の各都市の人口比率は、こんな感じです。
都市 |
漢族 |
ウイグル族 |
カザフ族 |
その他 |
新疆全体 |
37.01 |
48.53% |
6.88% |
7.49% |
ウルムチ |
75% |
約25% |
||
トルファン |
18.3% |
81.7%(70%弱がウイグル族) |
||
カシュガル |
6.3% |
92.2% |
1.5% |
※ネット情報をもとにテキトーに作成した統計
トルファンのようにウイグル族の比率が高いところでは食べるものも新疆料理が主です。羊肉串(やんろうちゅあん)とか、羊の肉の料理をたくさん食べます。ただ羊肉串に関しては、北京の方が美味しいです。というのも新疆の羊の肉は一塊が大きいし、香辛料が少ないので、硬さと臭さが北京に比べてきつくなります。ウイグルのおっちゃんに聞いた話だと、子羊の肉(ラム)は柔らかく、癖もないのでとても美味しいのだそうです。市場に流通させるうえで、硬く臭くなるとは言え、大量に販売できる大人の羊肉(マトン)の方が金になる?のかなと思いました。
トルファンのカフェは、、、スナックみたいでした。
ウルムチ市内には、バザール(中央アジア圏の市場)があるので軽く見に行きました。まあ、そこまで面白くなかったです。バザールの近くに、中国全土に展開してるショッピングモールのカルフールがあるので、東海岸部の都市にあるカルフールと比べられるのが面白かったです。新疆ならではの珍しいものが色々と販売されています。
観光地がいっぱい新疆
天山天池:ウルムチ市内からバスで3時間ぐらい行ったところにあるのですが、入場料が215元(約3400円)とぶっとんで高いです。いや、写真を見る限り綺麗ですよ。非常に綺麗です。しかし山と湖の景色を見るのに3400円ってどないでっか?ロープウェイとか、ゴンドラの費用ではありませんよ。入場料に3400円です。
喀纳斯湖(カナス湖):北疆と呼ばれる新疆の北側にカナス湖というこれまた綺麗と言われる観光名所があります。ウルムチからそこに行って、観光して、泊まって、帰ってくるというのも検討していました。しかし、行った友人の話によれば、交通費(往復最低200元)、宿泊費(200元)、入場料(275元)など、なんやかんやで計1000元以上(約16000円)かかるんだそうです。
那拉提草原(ナラティー草原):ウルムチの南西に位置する草原です。 ここは、オンシーズン95元、オフシーズン60元(1600円~1000円)とまだ良心的に感じます。草原に入場料ってどういう意味だ?なんて疑問を抱かなければ行ってみたいと思えますね。
結果から言いますと、これら全部行きません。
お金の問題は、なんとかしようと思えば、なんとかなります。が、ウルムチ市内に100メートルおきに配置されている警察官のうっとおしさは、どうにもなりません。さっさとウルムチから去りたかったのです。携帯の中身チェックされるし、身分チェックされるし、いちいちうっとおしいので、短気な方にはウルムチ市内の観光はお勧めしません。警察の配置は、過去に起こったテロ以降、警戒態勢が続いてるようです。まあ、別にだから危ないというわけではないと感じます。ただただ、とにかく、うっとおしいだけです。
C-tripで、ささっと翌日の列車のチケットを予約しました。カシュガルまで直行すると24時間かかりますが、途中の輪台駅で1泊して、砂漠を見てから、翌日の深夜列車で、カシュガルに向かうことにしました。
しかし、この輪台県が、ウルムチ以上に酷い所だったのです。続く。
ウルムチバザール
所在地;http://j.map.baidu.com/UA4D9
天池
所在地;http://j.map.baidu.com/rU3wP
ゲストハウス
名称 |
値段(1元=16円) |
住所 |
乌鲁木齐自游驴国际青年旅舍 |
40-50元 |
http://j.map.baidu.com/CFMVB |
*頻繁に所在地/オーナー/経営状況が変更されるので、電話での確認を推奨。*バスや地下鉄のルート検索は、こちらを参照。
ウルムチまでの移動ルート
ルート |
メソッド |
値段(1元=16円) |
時間 |
到着場所 |
トルファン北駅 |
新幹線 |
49元 |
1H |
ウルムチ南駅 |
トルファン北駅 |
列車 |
24.5元 |
2H |
ウルムチ駅(市街から遠い) |