いよいよ出国、キルギスタンへ

カシュガルで一泊しまして、翌日なんと広州のバド友のわんりー君がタイミングよくカシュガルに出張でやってきました。じゃあ、せっかくなので、カシュガルでバドミントンを、、、とはなりません。出張といっても半分旅行のようですが。あくまで出張ということで、ホテルに泊まります。ホテルには、ベッドが二つあります。

じゃあ、泊まるしかないっしょ。

私はベッド一つ借りて一緒に泊まります。天缘国际酒店というホテルで郊外にあります、値段は400元/泊前後(約6400円)、外国人宿泊可能で、なかなかいいホテルでした。

 


彼は、こっちにお客さんがいるということで、その接待で来てるそうです。でも、基本的に暇みたいなので、二人でカシュガル市内を探索し、メロンと桃を買って食べます。ナイフがないので、手刀で切り分けます。なんか野蛮な食べ方してますが、新疆のメロンと桃は、激うまです。超絶半端なく美味しいので是非食べてみてください。

 


彼はこの後、仕事を終えた後、この写真のカラクリ湖へ現地のツアーに申し込んで行ったそうです。

 


私は一緒に行きませんでした。新疆に疲れてたということもありますが、次の目的地キルギスタンへ移動しなければなりません。ネットの情報によると、遠く離れたバス乗り場から長距離バスが出ているということでわざわざ行きました。しかーーーーし、結論から言うとキルギスタン行きのバスは2017年6月時点ではありませんでした。町の外に抜けるため、何回も身分調査と所持品チェックを受けたのにもかかわらず。チケットが買えずしょぼんと帰る私をウイグル人のおじさんが市内までバイクで連れて行ってくれました。途中2回ぐらい警察による取り調べを受けました。私より下手な中国語でおじちゃんが、警察に旅行者だよって説明してくれました。
あ、ノーヘルで二人乗りのバイクは問題ではありません。
おじちゃんは、市内まで着いたらまたねと言って去っていきました。
「ラフマット」(ありがとう)、おっちゃん。
ウイグル人とは、中国語で交流したって距離は縮まらないと感じてしまいますが、優しい人は本当に多いなと思います。だからウイグルでは最低限、ウイグル式の挨拶をしようと心がけました。
ウイグル式のこんにちは、右手を左胸にあて「ヤクシムシス」とありがとう「ラフマット」
これが本当に大事だと思います。
市内に戻った私は衝撃の事実を知ります。一般的にキルギスタンに陸路で向かう人は、旅人同士車をチャーターして行くんだそうです。
無駄足を踏むのも旅です。その過程を楽しみましょう。

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皆で車チャーターして移動

ゲストハウスで知り合ったイギリス人の友人らと一緒にキルギスタンとの国境へ向かうことになりました。移動は朝出て夜着く1日がかりです。値段は中国側は200元前後/人だったような・・・キルギスタン側は、1台あたり100ドル(4人で割って2500円/人)です。なぜ覚えているかというと、キルギスタンの目的地であるオシュに着いた瞬間運転手が「3000円/人だ!」って言いだしてもめたからです。ちなみにキルギスタンでは、延々と同じことが繰り返されるので、最初から値段は参考価格と考えておきましょう。中国側は二回イミグレを通りましたが、オーバーステイしてなければ、特に何もありません。
キルギスタンにお茶を運んでる商人の中国人が中身を見せろと言われて、頑なに拒んでめっちゃ時間が掛かるぐらいです。
移動する過程で、私の母校である人民大学の後輩にあたるリリーと友達になりました。ポーランド人ですが、中国語はとても上手で、ロシア語も話せるので、このあとキルギスタンは、この子に任せて旅をしました。

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左私、中陽気な人、右リリー

中国側国境

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中国側国境を抜けた後、しばらく歩くので、走ってたバスをヒッチハイクして、キルギス側国境に向かいました。

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キルギス側国境まで歩いて20分ぐらい?

キルギスは、ノービザ60日間滞在可能なので、気にせず行きましょう。キルギスに入った瞬間から緑溢れる美しすぎる景色が広がります。

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道端で牛乳を売る少年

これにて、中国1か月旅は終了です。2017年6月に行ったものですから、約1年前のことです。こっから陸路でトルコまで行って、そのあと南米に行きました。そのことを書いてもいいのですが、かっこよく言えば中国に特化したバックパッカー、悪く言えば他国では無力な旅人!なので他の国は、他のバックパッカーさんに任せます。
これからもぼちぼち中国を訪れる予定はあるので、都度更新していけたらと思います。まだまだ陸路で跨ぎたい国境だっていっぱいありますからね。
ご閲覧ありがとうございました。

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