ちょっと時系列が変わるのですが、2017年4月に中国からベトナムに陸路で行った話を書きたいと思います。ちょうど広州にある部屋を退去し、ホームレスになったばかりの時です。とりあえず陸路でタイまで行きたいと思って、出発しました。

ルートは広州‐南寧‐ベトナムハノイという感じです。広州から南寧は、毎日「動車」(新幹線)が頻繁に出てるので、行きたい時間に合わせて適当に予約できます。4時間で行けちゃいます。ただし、中国の連休に当たると予約が困難になります。私は祝日前に出発できたのですが、友人が清明節と言う祝日に当たってしまい、キャンセル待ちでなんとか南寧にたどり着けました。
広州から南寧の移動方法
出発地 | 方法 | 値段 | 時間 | 到着場所 |
広州南 | 新幹線 | 169~202.5元 | 約4H | 南寧東or南寧 |
広州 | 列車 | 105~285元 | 約12H | 南寧 |
※新幹線は毎日多数
その友人、張君です。大学からの友人で、北京でも広州でも一緒にバドしてます。犬を必死になだめてる写真です。南寧って何もないんですが、なんか良いところなので紹介したいと思います。
南寧の良いところ1:スープが美味しい。
※NHKの中国語会話でよく出てきますが、風呂ではありません。
広州だと30元ぐらいしそうなスープが、6元ぐらいから飲めてしまいます。健康によさそうです。
南寧の良いところ2:米線(米麺)が美味しい
ベトナムと同じく米の麺文化です。隣はベトナムですしね。
南寧の良いところ3:広東圏ではないのに広東語を話す人がいる
南寧は、広西壮族自治区という省に属してまして、広東省のお隣です。有名なところで言えば、桂林があります。なのに、広東語話す人がいるんですよ。広州好きの私としては嬉しいところです。
※私自身は広東語はよく分かりません。 よくあんな言語で会話が成り立つなって思うぐらいできません。
はい、むしろそんぐらいしかないのが、南寧です。人口700万人、投資も集まらないし、面白くない都市らしいです。そんなわけで、友人はここからそう遠くない都市の広州へ移動してきたんですね。上の写真は唯一の観光地らしき中山路です。食用の虫がいっぱい売ってますよ。位置:http://j.map.baidu.com/tJjvB
2017年4月の時点で、基本的なインフラの地下鉄・バス、シェアバイクもあったし、車が多くないので、生活しやすそうな都市だとは感じました。
肝心の中国南寧からベトナムハノイへの陸路移動方法の紹介です。バス、電車の二通りあります。私は電車でハノイに行きました。
1、列車移動の場合
出発地 | 発車時間 | 値段 | 時間 | 到着場所 |
南寧駅 | 6PM | 220元 | 約12H | GaGiaLam駅 |
※あくまで2017年4月時点です。座席だと168元前後で行けます。毎年値上がりします。
ベトナムとの国境に着くと、降りてスタンプを押してもらいます。中国側とベトナム側2回降りました。日本国籍なら特に出国も入国も問題ないと思われます。ベトナムでは15日間ノービザ滞在が可能です。物凄い眠い時間に手続きの時間が来て、ベトナムの嘉琳(ザーラム駅)到着が現地時間で朝の5時(中国との時差1時間)だったので、駅でまた数時間寝ました。換金場所がないので、ATMで下すか、銀聯カードでお金を下ろしましょう。市内まで、若干距離あるので、このあとタクシー移動が無難です。公園で、あばちゃんらとバドミントンするのがお勧めです。



2、バス移動の場合
百度で調べた結果、こんな感じでした。
ハノイ行き
出発地 | 発車時間 | 値段 | 時間 | 到着場所 |
南宁琅东汽车站 | 8AM、10AM、13:40PM | 170~190元 | 約7.5H | ハノイ |
南宁国际旅游集散中心 | 7:45、8:20、9:30、12:50 | 170~190元 | 約7.5H | ハノイ |
ハイフォン行き
出発地 | 発車時間 | 値段 | 時間 | 到着場所 |
南宁国际旅游集散中心 | 7:30AM | 180~200元 | 約10H | ハイフォン |
情報元の中国サイト:http://lxs.cncn.com/64993/n548778、http://you.ctrip.com/asks/hanoi181/4207902.html、http://baijiahao.baidu.com/s?id=1580152817904337637&wfr=spider&for=pc
後日書きますが、中国の雲南省河口からベトナム老街にいく方法もあります。ベトナムのサパに行くならこちらがお勧めです。