もっと詳しく言うなら、しゃぶしゃぶ店流お客様の国籍・エリア特定方法ですかね。
2019年10月、銀座に配属が決まり、銀座民になりました。終電で帰宅できないため、徒歩圏内の銀座に住まなくてはならないのです。普通のワンルームですけどね。
銀座には安いスーパーはないのですが、飲食店向けの業務スーパーがあるので、そこで買い込むと比較的安く済みます。
仕事場は、銀座のしゃぶしゃぶ店。立地がいいので、たくさんの外国のお客様がいらっしゃいます。一応統計上は半数ぐらいが外国人?なんだとか。ただ、波はあって、各国の休みに合わせてどばっときたり、どばっといなくなったりします。
過ぎ去ったばかりですが、春節期間(2019年2月4日~2月10日)、日本人は帰省する12月末、10月の国慶節(10月1日)の休みは、外国のお客様がかなり目立ちました。外国のお客様と言っても、やはり中華系の人が目立ちます。
店内は、私以外中国語を話せませんし、外国人のスタッフもいないので、「アジア系の人はみんな中国人」とまとめがちです。実際、中国からのお客様が多いので、そう思っても仕方ないのでしょうけどね。そんな中、英語の話せない外国人がくると、とりあえず三井さん対応よろ!っていう感じになります。接客は好きですし、外国の方の対応はとても楽しいので、私には合ってると思います。
みんなが中国人と誤解しやすいお客様の中でも多いのは、香港・台湾・マレーシアから来てる人です。「您是中国人吗?(中国人ですか?)」と聞くと、嫌な気になる人もいると思うので、私は「您是从哪里过来的?(どこからきたんですか?)」と聞いております。
が、私は広州に7年ほどいたので、若干の広東語を聞き取れるので、広東語を話してたら広東エリア又はマレーシア人だなと聞き分けることができます(ᅙωᅙ)ふっふっふ。
では、そこからどうやって広東とマレーシアを見分けるか?というの解説したいと思います。中国では各地方・エリアによって、食文化がかなり変わってきます。とくに広東圏は顕著に辛い物を嫌います。湿度が高く、水質的にも「上火」というニキビができたり、体が熱くなるような状態になりやすいためです。変わって、マレーシアの華人は辛い物が好きです。つまり、広東語を話して辛いスープを選んだ人はマレーシア人、辛くないスープを選んだ人は広東エリアの人(香港を含む)となるわけです。(`・ω・´)キリッ
*広州の飲食店経営者が言っていましたが、「最近の若い人は辛い物も受け入れる」傾向にあるため、必ずしもそうとは限らないようです。
広東語を話さないし、顕著な食文化のない台湾人はどうみわけるのか?私は研鑽してきました。そして台湾のお客様との交流の間で、ある食べ物の名称に顕著な違いを発見したのです!それが、、、
「高丽菜」(キャベツ)です。
中国語では「巻心菜」ですから、明らかに名称が異なります。最初は何のことか分からなかったのですが、台湾ではキャベツは韓国から伝わったとされ、高麗菜と名付けられた、、、とお客様は言っておりました。
百度で調べてみると、日本人がキャベツ普及のため栄養あるから高麗菜と名付けたんだよ~みたいな事が書かれてます。諸説あるのでしょう。日本人が名付けたってのはうそくさいですが。
そんな感じでどこから来た人か見分けたい人は是非応用してみてください!
言語 | 食文化 | 名称 | エリア |
広東語 | 辛いNG | 広東圏 | |
広東語・英語 | 辛いNG | 香港 | |
広東語 | 辛いOK | マレーシア | |
中国語 | なんでも | 高麗菜 | 台湾 |
*何事も絶対はありません!